「親と子どもで体験するスカンジナビアスタイルの学びと大自然」を開催しました。

2024年5月4日、デンマークの公立のユースセンター(放課後学校)で20年の経験があるペタゴー(社会教育の専門家) のmadsさんをお迎えして、「親と子どもで体験するスカンジナビアスタイルの学びと大自然」を実施しました。

1日目は、外を歩きながら材料を集めてモビールを作り感想を言い合いました。
フォルケホイスコーレのスタイルを活かして、焚き火を囲んでマシュマロも食べました。参加者とスタッフがフラットに、そしてゆっくりと仲良くなっていきました。

2日目は、フォルケホイスコーレスタイルを踏襲し、朝食前の自由な行動、朝食後は朝礼を行いました。そのあとには昨日集めた材料や、Madsさんが準備してくれたストロー、ペットボトル、トイレットペーパーの芯などを使っての楽器を作り、合奏しました。

2限目としては、天和の里で実施されていたアートイベントにお邪魔して、アーティストの Mariko Ura さんと対話しながら絵を鑑賞しました。

「半年後の自分への手紙」を書いて、昼食。その後にこの2日間(といっても24時間ですが)の振り返りを行い、解散しました。

知らず知らずのうちに枠に縛られている自分への気づき、天川村の場が持つ力、一緒にモビールを作った理由やプロセスの開示、デモクラシーと多様性の関係性など、多くのトピックスが出てきました。
今回は、あまりフォルケホイスコーレという言葉を使わず実施しましたが、知らず知らずのうちにフォルケや民主主義の話が出てくることはとても興味深いことでした。

スタッフも参加者も分け隔てなく、みんなでこの2日間をより楽しく充実したものにする活動ができたことがとても嬉しかったです。  求める方がおられたら、またぜひ実施したいです。